続・ふぞろいなおにぎりたち~男子厨房に入るべし


おにぎりは、炊き立てご飯が一番!

だけど、蒸し器で温めなおしたごはんだってホクホク 


寒い時期には、

いつもコンロの上に蒸し器がセットされている♪


息子が作るおにぎりは、

お茶碗にサランラップを広げ、ご飯をよそって、

昆布なら真ん中に入れ、


紫蘇ならご飯の上にふりかけ、

ラップをくるみます。大きさもカタチもバラバラ 


お気に入りベスト3は、味付け海苔、紫蘇、塩昆布。


手に塩をつけて、強すぎず弱すぎず、

ふんわりにぎるおにぎりは、日本のおかあちゃんの味♪

子育てにも似てるな~♡


手塩にかける。強すぎず甘すぎず。


台所育児は、

気にかけて、手をかけない。育児は育自。自分育ちの機会でもあります。


手出ししたい気持ちをぐっとこらえる。


初めから、ラップなしで握るとうまく握れないようなので、

ラップに頼って、力加減をうまくできるようになったら、ラップから卒業。

ラップで握れた時、ラップから卒業できたとき、

子どもには小さな自信になる。

そんな「小さな自信」を積み重ねる機会が少しでもあればいい。


野球少年の息子は、年中手にマメができていて、

最近はおにぎりをあまり作らなくなっていた。


久々に一緒におにぎりを作ったら、

思いのほか、大きなおにぎりを作る

息子の「手」

こんなに大っきくなってたのね ・・・


そういえば、オットのおにぎりは見たことがないな。

我が家のおにぎりたちは、

ぶきっちょで、不器用だけど、情に深い、

かむほどに味があるんですよ♪(笑)


息子はクリスマスプレゼントに、野球のカワテ(皮手袋)をリクエスト。

チームメイトたちのように、

野球グッズをすぐには買ってあげないから、


息子の手にマメがいっぱいできていることも、

皮手袋がこんなに傷んでいたことも、つい最近まで気づかずにいました。


サンタは信じなくなってしまったけど、

新しいカワテ(皮手袋)とクリスマスを楽しみに待っている♪


まだまだ幼いと思っていた息子が、

ひとまわりもふたまわりも大きく頼もしく見えた瞬間。


小さな自信を積み重ねる。そんな台所育児で、息子といつかくる反抗期や思春期を

過ごしていける、息子の自信というより、

小さな自信を作りたいのは、母である私のほうなのかもしれない。

(2009.12.23)