プロフィール


料理研究家 おくのひろみ

 

『人は自然の一部』という陰陽五行の考え方と、マクロビオティックの調理法をベースに日本の自然のリズムに合うごはん食と暮らしのスタイルを発信。

現代食を否定せず「季節のもの」「土地のもの」で

「自分で選ぶ自然派スタイル」を提案。

 

 

日本人の主食である「ごはん」と「米糀・米ぬか」に特化した発酵食の食育活動・料理教室主宰。

身近な食材ですぐに活かせるメニューが好評。アレルギー改善、ぜんそく治癒、冷え・生理不順改善など、家族の体調が整うことで料理に自信がもてると定評がある。

 

岸和田の旧家に生まれ、小学校の多感な時期に、担任の先生の影響で、読書、料理、歴史、絵画への好奇心の扉が大きく開かれ、中学時代から家族の食事・お菓子作りを始める。

 

学生時代・OL時代を経て、カルチャーセンター・個人サロンで料理・洋菓子を学ぶ。
2000年7月より自身も子育てしながらの子連れ参加可能なお菓子教室をスタート。

 

2003年より料理講師を目指すべく、家庭料理教室のアシスタント経験、製菓衛生士、調理師免許取得。

2005年より正食協会で本格的にマクロビオティックを学び、料理教室・手前味噌講座をスタート。地域の「家庭教育学級」の講師として料理やお菓子講座、食と暮らしのセミナーなど担当する。

この頃、マクロビオティックの思想から地域の文化や・行事、産業にも関心が高まり、輸入食材中心の洋菓子教室を縮小し、地域の食にこだわり、ごはんと季節の野菜中心の料理教室へとシフトする。

 

自信の生理不順や片頭痛が改善、体調が整い精神面が安定することを実感し、易学・陰陽五行がベースの薬膳料理、食養生をさらに学び、生まれ育った土地の発酵の食文化と融合させたメニューづくりを得意とする。


食養生と発酵のはたらきを家庭料理に活かし、幼少期より少年野球・陸上とスポーツマンである息子は、大きな怪我も病気もなく、ほとんど薬や医者に頼らず健康に成長。


食の大切さを実感している。

 

2010年、地元のケーブルテレビ月刊誌で初代「ごはん道場」のページで地域食材を使ったレシピを紹介、いずみライオンズクラブでの「健康美人セミナー」を皮切りに、公的機関、生涯学習センター、PTA活動、個人サロンなどで、食と暮らしのセミナーを展開。
  

2016年より、米農家の激減と糖質制限ブームを懸念し、日本人の主食である、「ごはんが主役」の料理研究家として、活動を展開。堺の老舗「糀屋雨風」さまにて、発酵料理教室の講師と、レシピ開発を担当する。

当教室では、季節の野菜料理、発酵料理、食養料理など充実。大阪中心に、和歌山、奈良、神戸方面からも受講生が通い、リピーターも多く好評を得ている。自宅教室を主宰し、延受講者様数1万5千人を超える。

食育、発酵食を軸にした資格講座を体系化、資格取得後のいなほ食育研究会を立ち上げ、
次世代に受け継ぐべく食育、料理講師の育成に力を入れる。


理念とビジョン

【理念】

 

「人は自然の一部」だから、できるなら日々、自然のリズムを感じて暮らしたい。

季節感の見えにくい現代社会だけど、ひとりの女性であり、母であり、
まだまだ娘の想いもあり(笑)


いくつもの顔をもつ私だから、そのときそのときに「今」できることを楽しみ、

1日1日を丁寧に暮らしています。

 

そよ吹く風が心地いい。炊きたてごはんが美味しい。
モノや情報が溢れる時代だから、
身近に、あるがままに感じられる、


そんな「自然」と人の「心」と「体」の調和を目指して、
 今だからできる、今を感じる自然のリズムに一歩近づく暮らしを大切にしたい。

 

「食べることは命の循環」だから、循環できる食べもの、食べ方を選ぶこと。

 

私たちが、食べものを選ぶということは、その向こう側の生産者さん、農家さんを応援できるということ、

良いものを作る生産者さん、農家さんは、自然・環境に負担の少ない健康な土壌でのモノづくりを目指される。私たちが「食べものを選ぶ」ということは、しいては、「自然環境」に大いに影響を与えるということ。

 

「食べることは生きること」だから、「健康に生きる」のは、「人間さま」だけではなく、微生物も虫も小動物も植物も、自然の営みのもと、有機的なつながりの中で生きている、みんなが健康でありたい。「食べること」は、次の世代を生み出す命をいただいていること。生かされているのは私たちのほう。

 

食べものが私たちの食卓に並ぶまでの長い時間の積み重ねを思えば、料理するのはほんの僅かな時間、そして食べるのは一瞬のこと。そんな長い時間を経て食卓にのぼる食べ物だから、気持ちをこめて料理し、感謝していただきたい。

 

そんな感謝の気持ちと自然を畏敬し共存してきた先人の和の文化、和の精神を、私は食を通して、次の世代の子どもたちに受け継いでゆきたい。

【ビジョン】

 日本人の主食であるごはんと旬の食材、発酵調味料で、

「自然」と人の「心」と「身体」の調和をめざしています。