家畜たちを愛情をもって育てられている酪農家さんたちは
たくさんいらっしゃいます。
だから、繰り返しますが
何が良くて悪いというのではなく
牛乳に限らず、私たちの食卓の向こうにある現実を知り、
食べ物を選ぶ参考にしてくださいね。
去年、自主上映した『キングコーン』のワンシーンから。
草を食べて育つ牛たちに、デンプンの多いトウモロコシを
食べさせ続けると、3か月で胃潰瘍になるそう。
潰瘍ができないようにホルモン剤や抗生物質を定期的に投与されます。
牛たちの食べるトウモロコシは遺伝子組み換えトウモロコシ。
このトウモロコシ、
とてもじゃないけどそのまま食べられないくらいまずくって、
飼料と、食品加工用に育てられたもの。
成長の段階で、害虫とよばれる虫たちが食べると死んでしまいます・・。
そんなトウモロコシを、家畜の飼料や、人間の食べ物に加工されるわけですよ!
話は戻り、
牛たちは狭い牛舎に閉じ込められて
運動不足のまま短期間に成長させられます。
糞尿は垂れ流し・・・不衛生な環境で病気予防のため
抗生物質が投与されます。
牛たちのDNAには過大なストレスが刻まれる。
脂肪というのは、いろんな物質が蓄えられるところ。
当然、化学物質、農薬、添加物、身体から排泄されない
良からぬものも蓄えられやすい。
おっぱいは脂肪のかたまりですから・・・。
牛のおっぱいから絞る牛乳(>_<)
牛乳に含まれる成分がどうのっていうのは
あちこちのサイトで書かれていますから、割愛します。
女性のおっぱいも脂肪のかたまりですから
同じことが言えます。
女性のトラブルを牛乳のせいだけにしませんよ。
甘いもの、冷たいもの、加工品、ストレス、合成洗剤などの複合汚染・・。
いろんな原因が複雑に絡み合って出る症状。
牛乳神話で縛っているものを
ひとつほどいてみたら、絡み合ったものが少し緩むかも知れない。
最近受診した、市民検診では、保健婦さんが
「カルシウムの摂取に、牛乳もいいですが、
他の食品からも充分とれますので、
緑黄色野菜や、小魚もおすすめです」と、やんわりおっしゃったのが好印象でした(*^_^*)
牛乳の種類、加工肉の種類はまたライブで丁寧にお伝えしますね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
(2013.9.8)